日本縦断 Day111 北アルプス縦走(後立山連峰)

日本縦断
2018.9.25(火) DAY 111-22(通算-北ア)
小雨弱ガス→小雨弱弱 5.5℃〜14.4℃
起床 / 朝食
3:55 / 4:15 野菜・豆腐・茸・わかめコンソメパスタスープ
登山行程
朝日小屋 5:10 →朝日岳→黒岩山→サワガニ山→犬ヶ岳→
栂海山荘→白鳥山→白鳥小屋 16:00
夕食 / 就寝
17:15 野菜・豆腐・茸・わかめコンソメパスタラーメンスープ / 21:00
行動時間:10時間50分
歩行距離:約18km 累計:約1,582km
歩 数:約27,000歩 累計:約2,412,713歩
出費:¥0 費用合計:¥343,243
明け方から霧雨降りしきる天気
コースタイム10時間、ヒジョ~~~に乗り気がしなかったが、強行進軍する
管理人さんにお礼を言い出発する
1時間程で朝日岳の頂上に到着する
昨日のうちに調査を済ませておいて良かったと心底思った
展望もないので一息ついてから出発する
吹上のコルへあっという間に着き、湿原~樹林地帯を通って黒岩山方面へ
黄金色に染まる湿原に薄霧の揺曳するさまは、まさしく深山幽谷
襖の絵柄になりそうな、しっとりした美しい景色に見とれていた…
黒岩平の沢で水を汲んでから頂上へ.ここの分岐から本格的に栂海新道となる
背丈の高い広葉樹と樹林帯が入り混じる面白い登山道だった
どこかで「栂海新道はずっと同じ景色で退屈だから覚悟しておきなよ!」
と言われたが、全然そんなことなかった
石でも植物でもこんなに素晴らしい観察対象で溢れているのに…
広い視野を持ってこそ人生は楽しく豊かになるというものなのだ
サワガニ山を通過し、栂海山荘へ
ここで泊まる予定だったが、時間があるので先の白鳥小屋まで行くことに
小屋で小休憩してから気を引き締めて再出発!
アンモナイト化石が出たという菊石山
とても気になっていたが、狭い頂上には三角点があるのみ
他にこれといった特徴は無かった
が、頂上を過ぎると砂岩の薄くはがれる露頭があり、
よく見ると貝の印象化石が入っているではないか!
山で初めて化石を発見したことに狂喜乱舞!.夢中になって観察していた
十分に気が済んでから露頭を後にする
樹林帯でありながら急登降を繰り返すこと数回
下駒ヶ岳に到着し、最後の急登を越え、白鳥山・白鳥小屋へ
小屋に居るのは自分と同じく親不知を目指すお兄さんの2人だけ
最終日だというので夕食は豪勢なものにした!
日が暮れて外に出てみると、雄大な日本海と糸魚川市の夜景が広がっていた
下界への安堵感と、喧騒に戻りたくない気持ちが複雑に入り混じっていた…
- 小雨の降る中、ヘッドライトを点けて出発
- ずぶ濡れの頂上.昨日来ておいて良かった!
- 栂海新道方面へ
- ツガミシンドウ→
- ↑ツガミ
- 日本海へ
- 高層湿原に点在する池塘
- 西表島のマングローブ林、尾瀬・・・.支柱の接地面を傷つけない工法がとられている
- 照葉の池はこの奥にある
- 高台から見た照葉の池.意外に大きくて驚く
- さわがに つがみしんどう
- 可憐に咲くキク科草本
- 黄色くなる葉っぱ
- 黄金色の絨毯
- 美しい・・・
- 襖の絵になりそう
- しっとりとした時間が流れる・・・
- それはもはや、一枚の絵
- 沢沿いには青々とした湿原が広がる
- 黒岩平の沢で水を汲んだ
- 黒岩山頂上 記録をとってから出発
- アカミノイヌツゲ
- お気に入りの一枚.紅葉するミズキ科の葉
- 紅サンゴのような茎が美しい
- かつて栂海新道を開拓した「さわがに山岳会」の名を冠した山
- 水場まで往復10分程度
- 時たま危ない痩せ尾根がある
- 犬ヶ岳頂上 砂岩の露頭がボロボロ崩れていた
- 犬ヶ岳から5分で栂海山荘へ
- 小屋の玄関
- 雑然としているが、これぞ山小屋って感じ!
- 小休憩してから白鳥小屋へ
- 栂海新道の標識
- アンモナイト化石が出たというが、頂上には何もなかった
- 露頭をよく見ると貝の印象化石が入っていた!
- 11時間近く歩き続け、白鳥小屋へ.雨のなか大変だった・・・
- 日本海と糸魚川市の夜景