日本縦断 Day77 南アルプス縦走(南部)
日本縦断
2018.7.22(日) DAY 77-7(通算-南ア)
晴→ガス 12.0℃〜28.0℃
起床 / 朝食
4:15 / 4:55 野菜・豆腐コンソメパスタスープ,お握り
登山行程
聖平小屋 6:20 →小聖岳→聖岳→兎岳→小兎岳→
中盛丸山→百間洞山の家 15:50
夕食 / 就寝
19:00 茸コンソメパスタスープ,ビール / 21:00
行動時間:9時間30分
歩行距離:約9km 累計:約1,322km
歩 数:約32,500歩 累計:約1,884,577歩
出費:¥1,400(テント泊,食品) 費用合計:¥164,865
南アルプス縦走、2座目の百名山となる聖岳へ
聖平小屋を出てすぐ、マルバダケブキの群落がお出迎え
かつてはニッコウキスゲのお花畑だったようだが、今は兵どもが夢の跡
シカの食害に遭い、その姿を消してしまったようだ
アルプスという厳しい自然環境の中、野生動物も生きるのに必死なのだ
少なくともシカに非はないはずだ…
深刻な食害は南アに限った事ではない
人間自ら撒いた種とはいえ、どうにか共存できる手段はないのだろうか…
お花畑がなくなってしまうのは悲しい
森林限界を抜けると、聖岳まで背丈の小さな高山植物が咲き誇る
写真を撮りながらダラダラと進む
南アの中でも小聖~聖までのお花畑は箱庭感があって、一番気に入っている
また、景色も最高である
小聖を過ぎ、聖岳へ
多くの方々から話し掛けられた.みな頂上ピストンのようだ
奥聖岳へは行かず、そのまま聖の頂上へ
展望最高、目指す百間洞の小屋がよく見えた
JETSTREAMの「遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています…(cv城達也)」.ここがまさにその場所だった…(恍惚)
瞑想に耽ること約1時間、名残惜しいが頂上を後にする
ここから兎岳までは登山道がV字になっており、急降下&激登となる
崩落しそうな赤チャートの巨大な露頭が出ている
慎重にコルまで下り、登り返す
すれ違う場所が限られているので、譲ったり譲られたり臨機応変に対応する
兎岳の手前にある避難小屋に泊まる予定だったが、時間に余裕があるので通過する
登山道が崩落している箇所が幾つかあり、慎重に進む
雪庇のように道の下がえぐれている箇所は冷や汗ものだった…
お昼過ぎになると谷間からガスが湧き上がってきた
稜線沿いのピークを幾つか通り、百間洞の分岐へ出る
自分の後ろに登山客はほとんどおらず、少し焦る
小屋手前の沢で頭を洗い気分爽快!水質調査用の水も採取する
百間洞山の家の名物といえばカツ丼!
あいにく到着が16時過ぎで食べられなかったので、またいつかリベンジしたい
その腹いせにビールを飲みながら(笑)テントを建てる
人が少なかったので、小屋から一番近い場所に張ることができた
聖平小屋で会ったウクレレのお姉さんがいて、また歌っていた
その横で水質調査をしながら聞き入っていた…